びまん性脱毛症

ホーム ≫ びまん性脱毛症

「びまん性脱毛症」は、頭髪全体が薄くなる症状のこと。
毛の長さ・量に変化がなくても、髪の毛自体が細くなってボリュームダウンし、進行すると、地肌がすけて見えるようになってしまいます。
ちなみに「びまん(瀰漫)」という言葉は、「全体的に」「広範囲に」といった意味。
びまん性脱毛症は、額の生え際や頭頂部から薄毛が進行していく症状「男性型脱毛症(AGA)」とは異なり、脱毛部分の境界がはっきりしていません。
女性に多くみられる症状なので「女性男性型脱毛症(FAGA)」とも呼ばれています。

原因は、加齢・ストレス・女性ホルモンのバランスの変化や乱れ

「びまん性脱毛症」になってしまうのには、さまざまな原因があります。

加齢

年齢を重ねるほど、細胞自体は老化し、動脈硬化による循環不全もおきやすくなります。
そのため、次第に髪の毛の生産に関わる毛包も減ってしまうのです。
また、女性ホルモンが減少していくと、ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが優位になってしまうことも。
その影響で脱毛が起こりやすくなってしまうのです。
さらに、女性ホルモンの減少は、皮膚のコラーゲンや皮脂の減少にもつながっています。
頭皮の環境悪化により、抜け毛・薄毛が起きることも懸念されます。

ストレス

現代の多くの人が抱えているストレス。
過度なストレスがかかると、急激に抜け毛が増えてしまうことも少なくありません。
ストレスはホルモンを分泌する脳に影響を与えやすいので、ホルモン・自律神経のバランスが乱れてしまうのです。
さらに、血管収縮による血行不良も起こしやすくなります。
そうなると毛髪に必要な栄養を運べず、髪の毛が抜けてしまうことに。

極端なダイエット

「痩せてキレイになりたい」という人も多いかもしれませんが、極端なダイエットは薄毛を引き起こしてしまいます。
ダイエットによって栄養不足・栄養失調になると、髪の毛をつくる組織まで栄養が届かず、髪の毛の成長も止まってしまいます。
成長が止まると休止期に入り、髪の毛が抜けてしまう
ので、要注意です。

出産・経口避妊薬(ピル)の使用

妊娠中は黄体ホルモンの影響で、髪の毛の寿命が通常より長くなっていますが、出産後にホルモンのバランスが変化すると、髪の毛が休止期に入ります。
そのため、一時的に抜け毛が多くなるのです。
これは「分娩後脱毛症」と呼ばれていて、いずれは回復します。
また、経口避妊薬(ピル)の服用もホルモンバランスに影響し、服用を止めると、一時的に抜け毛が多くなると言われています。

誤ったヘアケア

1日に何度も洗髪したり、洗浄力の強いシャンプーを使い続けていると、頭皮が乾燥してフケが出やすくなるなど、頭皮トラブルの原因に。
逆に、洗髪時のすすぎ方が悪く、コンディショナーやリンスが頭皮に残ってしまっても、頭皮トラブルが起きてしまいます。
毛穴が皮脂やフケによって詰まると、抜け毛につながってしまうので気を付けましょう。

日常生活の悪習慣

肉類など動物性脂肪の多い食べ物、ファストフードなどは、血液中の脂肪を高めることに。血中の脂肪が増えると、血管や血液の質が悪くなり、頭皮の血行不良の原因になってしまいます。
喫煙や睡眠不足も、びまん性脱毛症を起こす要因になるので、日ごろの生活習慣も見直しましょう。