女性の薄毛治療薬

女性薄毛・抜け毛を改善する、ホルモン補充療法

女性特有の薄毛や抜け毛治療のひとつとして、ホルモン補充療法について紹介します。
ホルモン補充療法の特徴や期待される効果とは?

ホルモン補充療法について

ホルモン補充療法と言えば、女性特有の更年期障害の治療法として用いられてきました。
一般的に、40代半ば~50代半ばの年齢は、閉経前後5年間、約10年間は更年期と呼ばれており、個人差がありますが、心身にさまざまな不調を感じることがあります。
更年期障害の治療の一環として行われているのが女性ホルモンを適度に補充するホルモン補充療法です。
更年期障害の治療法であるホルモン補充療法が、女性の薄毛や抜け毛の治療に使われるようになった理由と経緯について、説明しましょう。

・女性ホルモンを補充する治療法で女性特有の薄毛や抜け毛の改善は可能?

女性は、加齢にともない女性ホルモンが次第に減少すると、ホルモンのバランスが崩れてしまい、人によっては薄毛や抜け毛の症状が出ることがあります。
女性ホルモンが原因とされる薄毛や抜け毛の場合には、ホルモン補充療法により、体内に女性ホルモンを適度に補うことで、症状が改善されるものと考えられています。
しかし、これまでに「ホルモン補充療法を用いることによって、女性の薄毛や抜け毛の症状が改善された」といったデータや臨床実験の実績がまだないので、この治療法はあまり普及していません。
形成外科では、女性のアンチエイジングの治療の一環として行われているところもあるようです。

・注射による補充など、さまざまな方法がある

ホルモン補充療法は、病院では注射による補充が行われているところもありますが、どのホルモンを補充するか、または患者の体質や症状の度合いなどにより、貼り薬や内服液などが用いられる場合もあります。

・薄毛や抜け毛治療でのホルモン補充療法は、健康保険の適用対象外

ホルモン補充療法は、更年期障害の治療として行われる場合は、健康保険が適用されますが、薄毛や抜け毛の治療は自由診療とみなされるため、健康保険の適用対象外となります。
全額負担となりますので、この治療法を長期間継続する場合は、治療費が高額になります。
治療する期間や治療を受ける病院やクリニックによって異なりますが、1か月にかかる治療費は10,000~15,000円程度とみられています。

ホルモン補充療法の特徴と期待される効果

女性特有の薄毛や抜け毛の治療として、ホルモン補充療法が行われる場合、どのような特徴があり、どのような効果が期待されているのでしょうか。

・健康的な毛髪を保つために必要不可欠な女性ホルモンを補給

加齢とともに女性ホルモンが減少すると、薄毛や抜け毛になるリスクが高くなります。
健康な毛髪を作り出すためには、女性ホルモンの分泌量が適度になければなりません。

ホルモン補充療法により、女性ホルモンの分泌量が整い、症状の改善、健康な髪を維持できることが期待されています。

・薄毛や抜け毛はもちろん、女性としての見た目の老化を防ぐ

女性ホルモン補充療法は、もともとは更年期障害の治療法。
治療にかかる時間は個人差がありますが、心身のさまざまな不快な症状の改善、お肌のシワやたるみなどの老化現象の改善、肌本来のハリをもたらすなどの効果が期待されています。
ホルモン補充療法により、薄毛や抜け毛が改善されたといった確かな実績はまだありませんが、ホルモンを補充することによって、髪の健康との深い関わりがあることは事実ですから、ホルモン補充療法は、今後とも効果が期待されることでしょう。