女性の薄毛治療薬

女性特有の薄毛の治療薬「ミノキシジル」に期待される効果は?

ミノキシジルは薬剤の名称ではなく、薬剤に含まれている成分。

血管拡張作用があることから、高血圧の治療薬として用いられてきました。
厚生労働省によっても効果が認められています。
薄毛治療にミノキシジルを用いると、血管が拡張して血流を良くし、髪の毛の成長に大切な栄養素を毛根に届けることで、発毛を促進することが分かっています。
ミノキシジルが配合された育毛剤が販売されていますが、おもに抜け毛や薄毛が気になる男性をターゲットとしています。

ミノキシジルは、AGA(男性型脱毛症)の治療薬

ミノキシジルは、AGA(男性型脱毛症)を改善するための薬として、男性ホルモンの過剰な分泌が原因とされる薄毛や抜け毛の治療に用いられています。
AGAとは、「Androgenetic Alopecia」という言葉の頭文字をとった呼び方で、成人男性特有の、髪が薄くなり抜け毛が目立つ状態のことを指しています。
頭頂部の髪や額の生え際の両方、またはいずれかの部位が次第に薄くなるのが特徴的です。

女性でも「FAGA」と診断された場合に使用される

通常は、男性のAGAの治療薬として使われているミノキシジルですが、女性の薄毛治療に使用されることもあります。
それは、女性にも男性ホルモンが分泌されており、男性ホルモンの影響によって、AGAのように頭頂部や頭の生え際が薄くなるケースもあるためです。
このような症状が出て、女性男性型脱毛症(FAGA)と診断された場合には、ミノキシジルが含まれた薬剤が女性にも処方されることがあります。

・ミノキシジルが配合されている薬剤について
ミノキシジルが配合されている薄毛の治療薬として、内服薬のタブレットや外用薬・育毛剤などがあります。
ただし、タブレットは医薬品ですから、医師の診察や診療により処方されます。ミノキシジルの成分が配合された育毛剤や外用薬は、市販されているものもあります。
ミノキシジルの成分が配合されたタブレットや育毛剤を服用すると、血管拡張作用により血行が促進され、毛根に栄養素が行き渡り、発毛が促されます。
とくに髪の毛の生え際や頭頂部の発毛促進効果が期待されています。

FAGAには必ず女性用のミノキシジルの薬剤を用いること

ミノキシジルが配合された外用薬は、男性用と女性用に区分されていますが、おもな違いはミノキシジルの成分の濃度です。
男性用の外用薬と比較すると、女性用はミノキシジルの濃度が低いのが特徴。
ミノキシジルの濃度が低い外用薬でも、女性の薄毛や抜け毛には、十分な効果が期待されています。

ミノキシジルの濃度が低いのを気にして、自分の勝手な判断で男性用の外用薬を使用することがないように、注意しましょう。
女性が高濃度の外用薬を使用すると、体毛が濃くなるといった副作用の影響を受ける可能性があります。
専門医にFAGAと診断された場合、ミノキシジル配合の外用薬が処方されるケースもあり、女性にも十分な効果が期待されます。
FAGAとは診断されなかった場合には、ミノキシジル配合の外用薬の使用は適切ではありません。
必ず、薄毛外来や皮膚科などの専門医の診察を受けて、薄毛や抜け毛の原因を特定すること。
ミノキシジル配合の外用薬が医師から処方された場合は、正しい使用方法を心がけましょう。