美容師ブログ

頭皮が乾燥し、かゆみが出てしまった時の対処法

乾燥って老若男女問わず本当に天敵ですよね。
顔の乾燥はすぐ気づくのに、頭皮の乾燥ってなかなか気づく方は少ないのです。
頭皮って乾燥するの?
頭皮って乾燥に対しての対処法ってあるの?
と思う方もおられるかもしれません。
今回は、頭皮の乾燥によりかゆみが生じたときの対処方について、説明させていただきます。

まず「顔の肌と頭皮はどのように見分けますか?」
と聞かれたらどのように答えますか?
また「顔の肌と頭皮はどう違うか答えてください」
と問われたらどのように答えますか?
答えは「見分けられない」「肌と頭皮も同じ」が正解。実際は同じものなのです。
多少の違いはあるのですが、根本的にはどちらも肌。基本的なケアなどは顔の肌と変わりはなく、同じように考えればいいのです。
頭皮は髪が多く毛穴も多いなどの少し違った点はありますが、そのことについては後ほど説明していきます。

冬に頭皮がかゆくなりフケが多く出ると思う方が多いかもしれません。
その原因のほとんどが乾燥によるものです。

頭皮が乾燥すると、水分が抜けやすくなり皮膚のバリア機能が低下していきます。
バリア機能が低下することにより、外的要因からの刺激を強く感じてきます。
その刺激により、頭皮に炎症ができかゆみにつながり、ひどい方ではフケなどを引き起こすのです。

特に頭皮は毛穴が多く存在しているので、顔の肌に比べ水分保持機能やバリア機能の低下が早く、乾燥しやすいのです。
顔はドライヤーで乾かしたりはしませんが、頭皮は髪を乾かすときにドライヤーの熱を当てますよね?
これも頭皮が乾燥するのが早い原因の一つです。
(だからと言って、ドライヤーで乾かさないのは頭皮の環境や髪の状態を現状より悪くするのでNGです)
そして、リンスやコンディショナーやトリートメントを間違って使っている方は、要注意です。
リンスやコンディショナーやトリートメントは本来、髪の傷んでいるとこにつけるものであって根元につけるものではありません。根元につけている場合、すすぎなどをしっかりしないと頭皮の環境が悪くなり、かゆみや抜け毛の原因にもなりかねません。
なので、すすぎはしっかりすること、傷んでいる毛先中心につけることを心がけましょう。

頭皮の乾燥はシャンプーが原因となる方も中にはおられます。
シャンプーは、汚れを落とすのと同時に皮脂まで落とします。
皮膚は水分不足だと感じると、皮脂を多く分泌し、代わりのバリア機能を作ります。
シャンプーにより、そのバリア機能まで取ってしまうことになります。
なので、特に冬の乾燥する時期や乾燥を感じるときは、脱脂力の弱いシャンプーを使うことをお勧めします(可能であれば常に、脱脂力の弱いシャンプーを使うことをお勧めします)
脱脂力の弱いシャンプーというのは、アミノ酸系の活性剤のシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーは脱脂力も弱く、なおかつアミノ酸が豊富に含まれていることにより髪にも優しく修復効果に優れています。
最悪なのが、高級アルコール系の活性剤シャンプーです。
イメージで言うなら、食器用洗剤で洗っているのと変わりません。
なので、シャンプーを選ぶときは要注意です。

以上のことを改善し一週間ほど試してみましょう。

もし改善できなければ炎症がもう出ているので、医薬品でしっかりと治さなければなりません。
例えば痒み止めや清涼感成分が配合されたものを使うのが効果的です。

医薬品までではなくても、保湿ローションを使うのも一つでしょう。
ただ保湿ローションは治す目的のものではないので、炎症がはっきり出ている方には不向きです。
なお傷などがある場合でも避けたほうがいいでしょう。

しっかりと治さなければすぐにまた炎症が出るという繰り返しになるので、正しいケアをして治しましょう。
そして、日頃からケアを心がけて、炎症などの起こらない頭皮の作りをしていきましょう。