美容師ブログ

プロのテクニックを紹介!スタイリングが決まるドライヤーの使い方

ドライヤーが、その日の髪型全てを決める”ということを、ご存知ですか?
みなさん、ドライヤーは髪の毛を乾かすだけと思っているかもしれませんが、それは間違っています。
美容師は、ドライヤーで乾かすことがスタイリングのベースだと認識しています。
そのため、アシスタントが乾かした後、気にいらないところがあれば霧吹きで少し濡らし、やり直したりします。
そのひと手間が、そのあとのセットを大きく左右するからです。
私たち美容師でも、とても気をつけていることなので、ご自身で綺麗を保ちたい場合はなおさらです。
美容師の間では「乾かし方で、スタイルが決まる」と言われるほど、髪の毛を乾かすことは重要なのです。

ではどのように乾かせばいいのか、私たちの手順をお教えしていきます。

1、襟足あたりから乾かす

まずは根元から乾かしていきます。
始めは、襟足の所あたりからです。
なぜなら、最も髪が多くて太いので、乾きにくいからです。

また、毛先から乾かすと水分がなくなり、乾燥し広がりやすくなってしまいます。
そして、効率もとてもいいのです。
根元をから乾かすと、その間に毛先は自然と乾いていきます。

2、スタイルのベースを作りながら乾かす

襟足部分が乾いてきたら、下から旋毛(つむじ)に向かって、吹き上がるようなドライヤーの向きで、頭全体を乾かしましょう。
旋毛の下あたりそしてサイドトップと動かしていきます。

このタイミングの動作がのちに、スタイルのベースを作ります。
この時に意識したいのが「根元を立ち上げること」
このことを意識するかどうかで、最後に毛先の収まり方が全然違うのです。
根元が立ち上がることにより、毛先が内に入り、ハネにくくなります。

3、ハンドブローをする

根元が乾いたら、ハンドブローをします。
ハンドブローは、髪を指と指の間に通しながら顔の方に集めるように乾かしていくテクニックのこと。
この時ドライヤーから出る風の向きは全て、根元から毛先に向けて行います。
なぜかというと、髪のキューティクルは根元から毛先に向けて、付いているからです。
魚のウロコのようなものなので、髪の根元が魚の頭、毛先が尾ビレとイメージすると分かりやすいと思います。
キューティクルの向きに逆らわずに風を当てると閉じ、のちに艶となります。指通りの良さにも繋がっていきますよ。

自分で髪を乾かす時の簡単なテクニック!

ここで自分自身の髪を乾かす時の、簡単な方法を教えます。
まず頭を下げ、下を向いた状態になります。そして、後頭部から顔に向かうような、ドライヤーの風向きにします。すると、自然と美容師にしてもらうような乾かし方になり、腕なども疲れにくくなります。
根元が乾いたら、全体をハンドブローします。後はいつも通り、コテやアイロンでセットして完成です。
ハンドブローしなくても、乾いていたらいいのでは?と思うかもしれませんが。するのとしないのでは艶の出方が、全く変わってくるのです。
私たちは綺麗を与えるプロですし、本当に追求した結果なのです。実践すると本当に収まりや、艶が明らかに変わります。

家を建てるにも、土台が大事ですよね?
土台がよくないと簡単に潰れてしまいますし、壁にヒビなども入りやすくなります。
髪も同じで、土台が(根元が)全てを決め、綺麗の最大限を決めるのです。

ぜひここで紹介した方法をお手本にして、周りの方との差をつけてみてください。